中東・アンバールハイヴ大広間

「こちらローテ６！ツェルベルス
第一中隊、第二中隊共に、大広間へ
突入！」



「大広間内部にはＢＥＴＡ多数！
ヘルガ、凄いわね、ハイヴって！
ＢＥＴＡの腸詰めみたい！」



「ここまで密集されていると
そんな発想にも頷けるが、
ＢＥＴＡは食えん！」



「生きて帰って、本物の腸詰めで
素敵な晩餐を楽しみましょう！」



「大広間戦の撃破スコアで負けた方
が勝者へ素敵な晩餐を御馳走する。
乗るか？イルフィ」



「面白いじゃない、ヘルガ。
私、奢りなら全力で食べるわよ！」



「その賭け、俺も参加させて
頂こうか！補給完了！これより、
俺達も大広間へ突入する！」

「大広間のＢＥＴＡ殲滅を確認！
スコアは私が３人の中でトップだ！
どうだイルフィ！」



「悔しいが、負けは負けだな。
帰投したら好きな物を好きなだけ
奢らせて頂こう」



「あら、喜んでいる所を申し訳ない
けれど、大広間戦のトップスコアは
私よ、少尉」



「え！？中尉、いつの間に賭けに
参加されていたのですか…！？」



「私も食べる時は食べるわよー？
覚悟してね、ふふ」



「全力で奢らせて頂きます…！」



「大尉、Ｓ－１１によるハイヴの
完全破壊は第三中隊『ブラウ』と
私達、第１中隊で行います」



「大尉はローテ中隊と共に撤退経路
の確保をお願いしてもよろしい
でしょうか？」



「了解した。財布の紐を緩めて
おくので、油断無きよう、中尉」



「ええ、『誰』大尉。
貴方も御武運を」